イノセンス
押井守監督、「イノセンス」を見てきました。言いたいメッセージはわかるというか、むしろ単純なのだけれど、使われている言葉が難解で、物語に入り込めません。ネットで検索したら、押井監督は舞台挨拶で「一回で理解されてたまるか」みたいな事を言ってたみたいですが、テーマの深遠さで理解できないというのならともかく表面的な言葉遣いによる難解さで理解がしずらい、っていうのはマニアが陥りやすい罠みたいな気がしました。世界観を構築する為に不可欠なものなんでしょうかねぇ。映像や音楽はとても素晴らしかったので、そこをもうちょっとなんとかしてくれればなぁ。それとも、その難解さも、「難解なものは難解なままで捉える。」事によるハリウッド的な判りやすさに対するアンチテーゼなのかしら。最後の方のループするところなんかは割と楽しめましたが。
うーん。すくなくとも、公式サイトや「攻殻機動隊」のビデオやDVDで予習はしてから見た方がいいことは確実です。僕、「攻殻機動隊」を見たのが5年以上前なのでかなり忘れてましたんで。
- I Was Made To Love Her/Stevie Wonder
- Burn This Arcade Disco Out/Asteroid Desert Songs
- Call To The Freaks/Sex Mob
- An Introduction to the Tung Fat Show/Double Famous
- Ligacao/Orquestra & Coro Som Livre
- Shibuya-Kei/ルインズ波止場
- やさしい雨/ビリー・バンバン
- Strawberry Fields Forever/Otomo Yoshihide's New Jazz Quintet
- Dusted/Sepultura
- Waltz for Zizi/Seatbelts
- 心のあいだ/渚にて
- The As Usual Dance Towards The Other Flight To What Is Not Part 3/Fred Frith
- Sometimes I Feel Like A Motherless Child/Kathleen Emery
- Something (Italian Version)/move
-
-