ノスタルジー禁止

重松清「カカシの夏休み」を読みました。中篇3篇収録されてるうち、まだ表題作しか読んでないんだけれど、その表題作の「カカシの夏休み」の中ではディスコミュニケーションがテーマの一つになっています。なんていうか、感覚的に「それはちがーう」と思っても上手く表現が出来ない故に、相手に丸め込まれたり、妥協していいやって思ったりする事は結構頻繁にある事だと思うので、非常に共感できる箇所が多かったです。
「片一方の言いぶんだけを聞いて単純に同情したり憤ったりしていた若い頃が、懐かしい。歳をとって、世の中や人間のいろいろなことがわかってくるにつれて、中立の位置から身動きがとれなくなる事が増える。やはり、僕たちはカカシなのだろう」

すごく良い本だと思うのでご一読をオススメします。
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JAZZで選曲

  • P'ra Que Chorar/Sambalanco Trio
  • Kitchen/Sex Mob
  • ['95.12.1 Cloudy]/Tipographica
  • Little Train/George Benson
  • After Dinner/Fred Frith-Haco
  • Reducing Agent/Otomo Yoshihide's New Jazz Quintet
  • Ouverture/Monsieur Blumenburg
  • Voice Of America Part 4/Fred Frith-Bob Ostertag
  • Demon Sanctuary/Naked City
  • Canon/Emergency!
  • Saudabe Vem Correndo/azz Samba Encore Feat. Stan Getz, Luiz Bonfa, Maria Toledo
  • Just A Little Taste Of Me Featuring George Johnson/Quincy Jones
  • Watermelon Man/Mongo Santamaria

なんだか微妙な選曲かも。