バンブー!バンブー!

というわけで(どういうわけだ?)「ドラッグストア・ガール」を見てきました。
クドカン節炸裂でとてもおもしろかった。田中麗奈かわいいし。
舞台は、微妙に田舎の摩狭尾町という商店街、寺院、新しく出来たドラッグストアなど、木更津キャッツアイを彷彿させるローカル町興しテイストもあり、わいわいと仲間内のくだらないやり取りをするのも一緒。異なるのは、その主役が50すぎのおっちゃん達だということ。
なんだろ、クドカンの脚本ってくだらないといえばそれまでなんだけど、いろんな事に対して「そんなんたいした事じゃないよ」と言われている様な気がして、なんか元気が出るんだよね。世の中の大部分は、くだらないことで出来上がっていたりもするわけで、自分にとって大事でも他人にはくだらない事だったりで、ブルーハーツリンダリンダのどぶねずみじゃないけど、生きる事の一瞬の輝きみたいなモノを表現したいのか。なんて書くとオオゲサな気もするので、もっと軽いものなのかもしれない。
ゼブラーマン木更津キャッツアイの映画は、まぁまぁしか楽しめなかったんだけれど、これはとても楽しめました。

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